NOCO DESIGN

インテリアデザイナーが考える、建築インテリアと福祉住環境。        ** Interior & Barrier-free           NOCO DESIGN **

2016年05月

interior & barrier-free NOCO DESIGN の佐藤です。


先日、ごく近い親類の入院・手術がありました。幸いにも手術は成功し、術後の大変な時期を経てめきめきと回復しました。身内としては、本当に胸をなでおろした次第です。

入院期間は2週間だったのですが、その間、本人の夫(78歳)の介助をすることになりました。
いつもは夫婦で助けあっている二人を見ているだけの立場でしたが、実際に介助をしてみると、その大変なこと!
介助といっても、「だいたいの事は自立で出来るのですが、とても時間がかかる」くらいの身体能力です。
上着を羽織る時、腕をなかなかジャケットのアームホールに入れられない。とか、立ったままズボンをはくのはふらついて転倒しそう。だけどなんとか出来る。とか、カーデガンのボタンがなかなかボタンホールを通せない。とか・・・。

まだまだ元気だと思っていたのですが、2週間一緒に過ごして、見守り・介助の必要性をとても感じました。

その必要性とともに強く感じたのは、介助する側の充実感といいますか、喜びのような癒やしのようなもの。
それは、「自分が人の役に立っている」という想いなんでしょうけど、介護職の魅力を垣間見たひとときでした

同様の感情は、3月末に仙台へボランティアに参加した時にも感じました。

このGWに熊本地震のボランティアが始まったようですが、そのニュースの中で、汗と埃にまみれたボランティアの青年がインタビューを受けて、「自分も癒やされてる気がしました。」と言っていました。
同じように感じる人は多いようです。


interior & barrier-free NOCO DESIGN はボランティア団体でも福祉団体でもありませんが、「人のお役に立つ」というスタンスは同じです。お客様一人ひとりに合わせた、より質の高いデザインを提供したいと思っています。

NOCO DESIGN は「安心安全で美しい環境は、住まう人の活力を引き出す」をコンセプトに、インテリアとバリアフリーのデザインを行っています。

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Interior & barrier-free NOCO DESIGN の佐藤です。

私は2012年10月より、ロンドン在住のインテリアデザイナー澤山乃莉子氏の主催するSAWAYAMA塾で学び、その最終過程として2013年8月~9月の4週間、The Interior Design School LONDON でインテリアを学びました。

section plan -2 Noriko Sato



SAWAYAMA塾についての詳細はこちらを御覧ください。
http://www.nsda-uk.com/japanese/school/
http://idschool.co.uk/


そこで学んだものは私の財産となっています。

SAWAYAMA塾に申し込んだ頃には、福祉住環境を整える建築士としての仕事をしていました。主に介護保険を利用して住宅改修を希望する人へのアドバイザーとして働いていたのです。支援することで、ご本人やその家族は、冬を越した木々が芽吹くように生気を取り戻す。そんな仕事です。とてもやり甲斐がありました。

そんな私がなぜ、改めてインテリアデザインの勉強をしようと思ったのか。

一見、「福祉」と「デザイン」は対極にあるように見えますが、福祉の中にいても、環境を「美しく」「かっこよく」改修をしたいという声は聞こえてきます。
もともとインテリアコーディネーターをしていた私ですので、その声を聞き、もっと系統的にインテリアデザインを学び、デザインの根拠を明確に示し、説得力のある提案のできる能力を身に付けたいと思ったのです。

福祉住環境の設計には根拠があります。
なぜこの人の手摺はこの高さが適切なのか。
なぜここ段差は10cmが良いのか。
ある障がい者さんの場合、こういった動きをするのでこの間取りが良い。
など・・・・・。
同じ疾患を持つ人でも、生活スタイルが違うと必要な手摺の位置が違ったりします。

ではインテリアのデザイン(意匠)設計の場合は?
感覚・センスだけで創り出すものなのか?

いえ、ちゃんとセオリーがあるのです。
それを教えてくれたのは澤山乃莉子氏です。
そしてそれをもっともっと学びたくて、澤山塾 The Interior Design School LONDON に申し込みました。

そこで学んだものは、私の大事な大事な財産となっています。
卒業した今も、学んだ事を思い出しては咀嚼し、益々力を蓄えています。逆に言えば、一気に沢山の事を学んだので、現在進行形で時間をかけて少しづつ復習し、見識を深めている状態でしょうか。

入学から卒業まで、1年のカリキュラムでした。
内容はインテリアセオリーだけにとどまらず、デザインのプロセス、インテリアの歴史、トレンド、アート、伝統工芸から、インテリアデザイナーの重要性、社会的役割、インテリアビジネス環境まで本当に幅広いものでした。

diploma


仕事を行いながらの勉強は大変なものでしたが、私が身に付けた知識=財産を使って、少しでも皆様のお役に立てたらと願っています。


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