NOCO DESIGN

インテリアデザイナーが考える、建築インテリアと福祉住環境。        ** Interior & Barrier-free           NOCO DESIGN **

学校は夏休みとなり、暑さも益々本格的となってきました。
セミが元気にないていますね。

さて、interior & barrier-free NOCO DESIGN では夏の休暇を以下のように取らせて戴きます。

8月9日(水)から16日(水)までお休み。
17日(木)より通常営業致します。

今後共、NOCO DESIGNを宜しくお願いします。(佐藤)

 

こんにちは。interior & barrier-free NOCO DESIGN の Moriです。

  玄関は外出のスタートとゴールです。

本日は、玄関先のバリアフリーについてお話させていただきます。

 

皆さまは玄関で靴を履きますし、脱ぎますよね。当たり前のことなので、あまり意識はしていないのですが、少し掘り下げてみましょう。

ディライト玄関2




 この玄関、段差があります。ここの段差は20cm。ごく一般的な玄関框の段差です。

 私達が高齢者・障がい者の住宅を設計する時は、ここに段差を設けないやり方をすることがあります。つまり、玄関タイルと廊下の床の高さをほとんど無くして、車椅子でもラクラク通過出来るようにするのです。

 が、車椅子を使う程ではないけれどサポートの必要な方や、健常者にとって、どのような玄関が望ましいのでしょうか?


 そこで役に立つのは画像にあるような「ベンチ」です。


体調が良い時は、土間に置いてある靴に片足を入れ、もう片方の足も靴に入れて、玄関土間に下りることが出来ます。わたしたちは無意識に靴を履くことと、玄関土間に下りることを同時に行っているのです。

しかし体調の良くない時、それは大変複雑な動作となります。
 考えて見て下さい。一瞬片足立ちになり、高低差を乗り越えて、かつ、靴の脱ぎ履きもしなければならないのです!


 貧血や風邪、怪我、年齢による体力・筋力の衰えなどでふらつきのある時、いつもと同じように外出しようとすると、転倒する可能性がありますよね。ふらついた時、とっさに壁に手をつくというのは、無意識の防御動作のひとつです。

このベンチに座る事によって、

・段差の昇降。

・靴の脱ぎ履き。

を別々に行うことが可能となります。

 片足でいる姿勢がなくなり、転倒の危険を軽減しているのです。



スケッチ




デザインスケッチには「ベンチ引出し収納」とあります。フローリングの床からも玄関土間からも座ることが出来る幅・奥行き・高さを考慮し、引出しにはスリッパや折りたたみ傘など玄関小物を収納できるように考えて設計されています。収納扉の材質、形も同時に検討し、見た目(デザイン)にも配慮した玄関です。

 

このような「ベンチ」を計画される場合は、住む人の体格や身体状況に合わせてベンチの座面高さを設計する事をおすすめします。
 通常、ダイニングチェアの座高はだいたい40cm前後です。
 このベンチは玄関土間から50cm、フローリング床から30cmの高さです。
 一般的に低い方が立ち上がりしずらく、高い方が立ち上がり易いので、足腰の弱い方はもう少しだけ高めに設定したり、フローリング側の掴まりやすい位置に手摺りを用意すると完璧です。

機能性と実用性とデザイン性を兼ね備えた玄関は、外出をより楽しくしてくれそうです。疲れて帰ってきても安全に靴を脱げますし。(せっかく楽しかった一日も靴を脱いでいる最中に転んでしまっては台無しになりかねませんから)


 色々申し上げましたが、女性にとってはブーツを履く時便利ですよね^^

 

interior & barrier-free NOCO DESIGN の佐藤です。

暖かくなってきたある日のこと、ボランティア活動としてドックセラピーを継続的に行っている友人にお願いして、活動に参加させていただきました。犬とのふれあいの楽しさを、普段なかなか生き物と接する機会の少ない人々に味わっていただく事を目的とした活動です。

わんこ達とのふれあいを施設利用者の皆様とても楽しみにされており、セラピーが始まると笑顔がはじけました。

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帽子の下は皆笑顔です。


大事なお役目を果たしたのは、ピットブルテリア・四国犬・ドーベルマン・ワイマラナー・トイプードルの5匹。
この子達は、ここで自分が何をするべきなのかちゃんと理解し、自分で考えて行動の出来るスーパードッグです。
この子達を育てた友人達が何よりとても素晴らしいのですが。

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自慢の我が子がお役に立てれば自分も嬉しいし、褒められた犬も喜び、施設利用者の方々にも喜んでいただける。ボランティアの醍醐味ですね。


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佐藤は長年一緒に暮らした2頭の大型犬をなくし、15年ぶりに犬のいない生活をしておりますが、またいずれお行儀の良いわんこを育てて、セラピーに連れていきたいと思っています。

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